私、堕天使の趣味のお話を少しばかり…。

結構長い間パソコン（MacintoshとMacOS互換機ばかり、やっている事は初心者並）を使っていると好むと好まざるとに関わらずハードウェアのスペックに不満が出てきたり、ハードディスクがお亡くなりになったりとトラブルも経験します。

”堕天使って何者？”をお読みになっていただいた方はお判りかと思いますが諸般の事情により、この日本という国では就職するのにも並大抵の根性では就職先が見当たらなかったり就職先が見つかったなら見つかったでオーバーワークで倒れる…というような因果な身体の所有者と致しましては当然同じ年頃の一般人と比べたらはるかに低所得な身分な訳で、「壊れた…買い替えよ。」などという事はなかなか出来ないのです。

こうして必要に迫られていつしかパソコンの中を明けてゴソゴソとやり、ある時は車椅子で秋葉のＰＣジャンクショップに行ったり通販で中古部品を買ったりまだ比較的安全だった頃のヤフオクにてメモリやカードを譲ってもらったりしながら増設や拡張を繰り返しているうちにハードウェアをいじる事そのものが趣味になってしまいました。〔笑）

今のマシンもやはり秋葉の中古Mac屋で埃まみれになっていたのを動作確認だけして購入。送ってもらい、いじくり回しながら使っているものだったりします。ベンチマークを取ってみると初代Ｇ４とタメが張れる程度のスペック…まだまだ現役でいけます。ハイ。パソコンは消耗品と同じだ…という考えには「そうだよなぁ」と思うこともありますが、程度問題ですが古いマシンで比較的新しいマシンの性能にどこまで迫れるか…を追いかけるのも、また楽しいですよ。窓なマシンやペンギンなマシンなら自作も出来ますしね。（もちろん誰かが窓なマシンを買うのなら私も間違いなく新品を勧めますが。）

閑話休題、話は変わって堕天使は音楽が好きです。学生時代は楽器も弾けず歌も歌えないというのに軽音楽系サークルで裏方を授業そっちのけでやり、学校を２年留年した大馬鹿者でした。〔笑）

神が人間を創った時に与えた一番まともなDNAはやはり何もないところから何かを創りだす事が出来る直系のDNA…それは音楽を創る力だったのではないかとも思えます。残念ながらそのDNAをすべての人間が持ってはいませんが、もしそのDNAをすべての人間が持っていたとしたら言葉や人種・宗教をも超えてもっとまともなコミュニケーションが出来、この世の中ももう少し平和になっていたのではないか？とすら思えます。私自身も音楽創造のDNAは神が与えてくれなかったようですが…。

その反動からか「どうせ聴くのなら少しでもいい音で聴きたい」という欲求はいつもありますね。片田舎を仮の住み処としているもので、なかなか良いライブを聴けないという事もあるのでしょうが…。学生時代に影響を受けたりよく聴いていたロックや和洋ポップス、時折訪ねてくる年上のアマチュアジャズドラマーの友人の影響でかなり前からジャズもよく聴いています。ライブ演奏にも運がよければ招待していただけるので「どうやったら生に迫れるか？」の指針にもなりますね。

お金はホントにないのですが、巣窟にはいちおうメインとサブの２つのオーディオシステムを入れ（よい物との出会いには結構恵まれていると思います。）音楽のジャンルや録音された時代にあわせて適宜使い分けるなどという事もやっております。まぁマニアの方から見れば”極貧オーディオ”の極地なのでしょうけれど…「これがなければ、巣窟がもっと広いのに」などと自分でも思いながら布団も敷けない、ベッドも置けないという中で寝る時には一年中毛布かぶって雑魚寝状態です。（単なるバカと人は言います）

システム自体は画像をご覧いただければ判る方には判るモノしか使っておりません。世の中少しでもカネをぶんどろうというオーディオを生業とするメーカーや音楽産業の策略が縦横に走り、SACDだDVDオーディオだと最近騒がしくなりコピーコントロールＣＤなどという音楽そのものの破壊行為なども起きているのが何となく寂しいですね。

まぁデジタルオーディオに関して言えばサンプリング周波数は高く量子化ビット数はこれまた高い方が音質の面では良くて当然なんですが私達リスナーは果たして現行ＣＤの本当の実力を引き出して聴いているのだろうか？という事に関してはもっと大いに疑問を感じてもいいのではないかと思うのは私だけかな？最後になりましたが音楽とオーディオの話題を持ち寄っていただけるBBSを設置させていただきました。よろしければご利用下さいませ。

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